薫る夕暮れ、わかりはじめる

読んだもの、観たもの、いただいたもの、詠んだ短歌などについての記録。

12月4日(水)

12月4日(水)

◇家で仕事。夕刻、こどもたちとインフルエンザの予防接種に出かける。注射で泣いたことはないけれど、針が迫ってくる瞬間、職場はどこにあるとかそういうレベルの世間話すら正常に受け答えできないくらいには動揺してしまった。会話の相手だった院長夫人は何て思ったろう。はずかしい。

◇私は前進しているのか、していないのか。欲しいものはどれだけ待ってでも欲しい。

◇読んだ本
・『近藤芳美集』1『静かなる意志』
 文体が急に穏やかになっている。風景や人への心寄せの深度が少し深まっているような気がする。まだ読み終わっていないのであとで要再考。

  作業台絶えず小さき火花立ち夕日の中に働く少女ら