薫る夕暮れ、わかりはじめる

読んだもの、観たもの、いただいたもの、詠んだ短歌などについての記録。

12月1日(日)、2日(月)

12月1日(日)
◇午前、短歌研究詠草。書き上げたものと仕事で必要な郵便物を武蔵野郵便局まで出しにでかける。

◇午後はこどものテニス。上の子が滑って頭を打つ。難しい球をとろうとしたのかと思ったら、友達が打つのに見とれて転がっているボールを踏んだらしい。見とれる気持ちはとてもよくわかる。大事にはいたらず。

◇昨夜の寝不足がたたって眠ってしまい、NHK短歌送りそびれる。うたうクラブも1首しかおくれず。題詠blogも70首までしか出来ず。少し歌の出どころを変えたい。

◇読んだ本 なし

12月2日(月)
◇午前講義2コマ。中世・近世の日本語の音韻、日本語の語彙など。

◇午後、読書。『近藤芳美集』を読む。自分の求めるもののレベルを少し上げないと、全ての歌に付箋がついてしまう。初期の歌はやはりきらきらしていて、羨ましいなと思う。なんかもう、これ以上現代短歌は必要ないんじゃあないか。

◇「未来」12月号が届く。今月号の自分の歌は、あまり好きではない。夏の旅行中に作った歌だから、浮かれすぎている。夏の大会の報告を書かせていただいた。「歌会記」にも私の歌をとりあげていただいた。その場でいただいた評が活字になるのは、成るべき形に成りなさいと刻印をされるようですごく嬉しい。シンポで主張したことと、一首選や歌会記の自作とがまったく合っていないことも、今の私の姿そのもの。シンポで主張したことも、やりたいのです。まずは次の10首をちゃんとつくりたい。

◇『海の上の診療所』。きな臭い人(またはその身内)が毎週かならず運び込まれるという展開はいかがなものかと思いながらも、非常に好きである。

◇読んだ本
・『近藤芳美集』1『吾ら兵なりし日に』

・「未来」12月号